SDGs/ESG経営コンサルティング

SDGsは、2030年までに達成すべき世界のあり方を17のゴールと169のターゲットとして示していますが、「どのようにゴール・ターゲットを達成するか」は、個々の企業・団体や地方自治体等に委ねられています。そのため、SDGs/ESGに取り組む意欲があってもどのように経営に取り込んで良いか、その具体的な方法がわからないという相談を受けることが増えております。
WHRは、SDGsのゴールとターゲットを事業に紐付けながら、ESG(環境、社会、企業統治)の視点で事業投資を行い、社会課題の解決と企業収益の向上を調和させながら、企業が成長を続けていくための具体的な方法を提供することができます。


SDGsはビジネスチャンスであるという観点

SDGsの目標の中には、「貧困をなくす」、「飢餓をゼロに」等が掲げられていることから、一見、慈善活動のような印象を受け、SDGsを導入することは「コスト」として捉えられることがあります。しかし、SDGsが掲げる世界の課題解決に企業が取り組むことは、大きなビジネスチャンスとなります。SDGsの経済効果として、その達成によってもたらされる、市場機会の価値は年間約 12 兆ドル、2030 年までに世界に創出される雇用は約 3 億 8,000 万人にのぼると推計されており、巨大な市場が潜在することが分かります。
SDGsを適切に理解し、SDGsの達成に貢献する製品やサービスを社会に提供することができれば、大きな需要を見出すことができると考えられます。


もはや無視することはできないミレニアル世代とZ世代

企業が将来にわたって持続的な発展をするためには、今後、消費者として、従業員として、あるいは投資家として企業をとり巻くステークホルダーの中核となる若い世代の価値観を適切に捉える必要があります。
1980年代から2000年代初頭までに生まれた「ミレニアル世代」、1990年代後半から2010年頃に生まれた「Z世代」は、社会問題や環境問題に対する意識が高く「SDGsネイティブ」と呼ばれることがあります。これらの世代は、インターネットをはじめとするIT技術を当然の前提とする環境に育っており、その生活に浸透しているSNSを介して、今、世界中で起こっている環境破壊や経済格差といった問題に触れる機会が多く、その影響を大きく被るのは自らの世代であるため、当事者意識が芽生えやすいことが考えられます。
SDGsネイティブ世代の視点に立ち、SDGsのゴールを事業の長期的目標に捉える必要があります。

ESGの重要性

SDGsと同様に重要なのがESGの観点です。
企業経営にESGを取り入れることが求められるのは、環境(Environment)や社会(Social)に存在する問題や課題を、企業活動を通じて解決することを通じて、企業が持続的に成長することにあります。ESGは、企業の利益追求にブレーキをかける「コスト要因」ではなく、企業が収益をあげて成長していくために重要な経営課題と理解すべきです。


WHRのSDGs/ESG経営コンサルティング

WHRが提供するSDGs/ESG経営コンサルティングは、上場企業だけでなく非上場の中小企業でも無理なく取り入れられます。企業の成長にとって「人材」の重要性は言うまでもありません。企業の人材を「人的資本」として捉え直し、現場の困りごとや悩みを解決して生産性を向上させ、企業が社会から求められている役割を果たすことと収益性の向上の両面を図りながら、それを適切にモニタリングし、従業員、顧客、取引先、金融機関といった企業の重要なステークホルダーに開示することを通じて、社会に信頼され、持続的な成長を可能とする企業経営を支援します。